の続きです。
2009年に夫がうつ病で休職することになりますが、私も思い悩むようになっていきました。
夫の話しを聞いたり、食事を考えたり、気分転換に出かけてみたり、楽しいことをしてみても
夫のうつ病が良くならず、この先の人生どうなるんだろう…と私も落ち込むようになっていきます。
今思うと、うつ病のことを分かっていなかったので、そういうことで良くなるとか、治るとか
全く検討違いだったと思います。
でも何も言わずそっとしておけない気持ちでした。
夫も、早く何とかしたい一心で、何とかしようとしていました。
夫は自分で見つけてきたカウンセリングに通いはじめました。
結婚した友達たちは、子供ができたり、家を購入したり、夫婦で仕事に励んでいたり…
充実して見えました。
自分だけが取り残されていくようで、目の前がいつも暗く感じていました。
あの頃は、どれだけ天気が良くて青空で、晴れていても暗く見えていました。
よく話しを聞いてもらっていた友達には、離婚しなくて良いの?といつも聞かれていました。
他の人には、奥さんがしっかり支えてあげて、とか
あなたなら大丈夫、とか言われていました。
目の前の生活から、逃げ出したい気持ちで過ごしていました。
親交のあったセラピーの先生には、話しを聞いてもらうたびに
澤田さんはどうしたいの?
と聞かれていました。
いつも悩んで迷って、やっぱり夫と一緒に居よう
という答えになっていました。
(とはいっても、迷っているのでこの時期のケンカでは、離婚したいくらいの気持ちがある、とよく言葉にしていました。)
2008年には夫の心臓の手術もあり、あわただしかったです。
2009年も休職期間もあり、過ぎていきました。