誰にも分かってもらえない事がつらかった

皆様こんにちは。

うつ症状・人間関係のお悩み、自己肯定感の改善のお悩み

兵庫県明石市・神戸市西区の心理カウンセリングルーム「リアルセルフ」

心理セラピスト 澤田智恵子です。

 

先日、夫と一緒に結婚して以来の年表を作成しました。

夫は結婚してうつ症状が出ていたのですが、病院に行ったのはそれから半年後でした。

病院に行くまでは、この人は何かで悩んでるんだ、思っていました。

 

その悩み方が通常の悩み方ではなかったんだ、と今ならわかります。

 

でも、当時はまったく分からなかったので、深夜まで話をして聞いては励ましていました。

うつには励ましは効果ありません。

むしろ逆効果だということも、当時の私たちは知りませんでした。

 

私は自分が役に立たない無力感を感じていましたし、夫もいつまでも続く落ち込みに疲れていきました。

お互い苦しい時期でした。

 

今思うと、誰に話しても分かってもらえなかったことが特に辛かったです。

 

友達にももちろん分かってもらえなくて…

カウンセラーやセラピストではないので、当たり前ですよね。

うつ病を経験している人がいたら、また違っていたのかもと思います。

 

当時は私はカラーセラピーを勉強しはじめたばかりでしたので、カラーセラピーの先生によくお話しを聞いてもらっていました。

あの時に自分の気持を理解してもらったことが、何よりもホッとしたこと覚えています。

 

夫も病院の先生に話をしてもしっくりこず、3軒目の先生が一番伝わった感覚があったようで、そこに通院することを決めました。

 

分かってもらえる、って本当はすごいことだったんですね。

今ならわかります。

 

私自身、カウンセリングやセラピーを受け続けてきて、セラピストに分かってもらえたからこそ、自分のことを理解して、受け入れることが出来ました。

 

話しを理解する傾聴という技術の重要性、必要性を夫のうつ病がきっかけで知っていったように思います。

今は心理カウンセリングの仕事に役立てていますし、生徒さんたちにコミュニケーション講座で教えています。

傾聴の技術は、本当に大変な時の人の心に救いになるものだと思います。