変わりたいけど変わりたくない…複雑な気持ちは脳のせい?

皆様こんにちは。

うつ症状・人間関係のお悩み、自己肯定感の改善のお悩み

兵庫県明石市・神戸市西区の心理カウンセリングルーム「リアルセルフ」

心理セラピスト 澤田智恵子です。

 

カウンセリングやセラピーで変化することを考えると、不安に思う気持ちはありますか?

 

カウンセリング、ヒプノセラピーに来られるお客様の中には

今が変わってしまうことに漠然とした不安を感じられているお客様もいらっしゃいます。

 

今の自分が変わってしまうんじゃないか

本当はそうなりたいけど、そうなりたくないような気もする…

 

複雑ですね。

 

自分のことなのに、どっちなんだろう?と思いますよね。

でも、そう感じるのは自然なことです。

 

 

脳には、恒常性というものがあります。

現状を維持しようとする機能だそうです。

 

例え、自分にとっては望ましくない、むしろ嫌な現状であったとしても、変えるよりも現状を維持しようとする力が働くと言われています。

 

ですので、先ほどのような気持ちになるそうです。

 

それだけ、人間にとって変化するというは身の危険を感じることなんですね。

 

カウンセリングやセラピーに  申し込む、行く  という行動には、そういったハードルもあるということです。

 

少しの勇気が必要になりますね。

 

勇気はいりますが、自分のことを大切にしようとする行動だと思います。

 

変化することは、不安を感じるかもしれませんが、変化した後は皆さんその不安を自然と忘れていかれます。

 

もう戻りたくないと思ったり、戻ろうと思っても同じ感覚にもうなれない、という感じです。

 

一度その変化を体験してみると、その後は変化への抵抗もなくなっていかれるようです。

 

カウンセリングやセラピーを受けて変化することに対して、こういう不安以外にも、不安に思うことがある場合があります。

 

先日来られたお客様は、ご家族との関係で来られたのですが

カウンセリングを受けることで、そのご家族と仲良くするのが嫌でなかなか来れませんでした。

と言われました。

 

そう思われていたら、来ることに足が遠のきますね。

 

お聞きすると、カウンセリング→許す→仲良くする

というイメージを持たれていたようです。

 

今、とっても嫌な気持ちを味わっているのに、仲良くなるなんて、考えられないですよね。

 

許そう、仲良くしようと思うと

なんだか余計にしんどくなっちゃいますね…

 

カウンセリングやセラピーでは、ご自身の本当の気持ちに気がついていただくことが先になります。

 

それからの事は、その気持ちを知ってからになります。

 

その後ことは、その時の自分で決めることが出来ます。

 

決して無理に自分の答えを作ったりすることはないですし

こうしなくてはいけない、なんてことはないので安心してください。

 

仲良くしようと思うかもしれないし

縁を切りたいと思うかもしれないし

今は距離をとろうと思うかもしれないし

状況に応じて付き合おうと思うかもしれないし…

 

どれになるかはその時々で、その都度決めて行くことが出来るように、段々となっていきます。

 

カウンセリングやセラピーを受け続けていくと、自分を大切に出来る選択が出来るようになっていきます。

 

そうなるためには、ひとつずつ見つめていきましょう。

 

お話をお聞かせくださいね。

皆さまのお越しをお待ちしています。