夫のうつ病寛解までの道のり①
夫のうつ病寛解までの道のり②
夫のうつ病寛解までの道のり③
夫のうつ病寛解までの道のり④
夫のうつ病寛解までの道のり⑤
夫のうつ病寛解までの道のり⑥
これまでの話しです。良かったらお読みくださいね。
先日お会いしたかたに、
ご主人のためにカフェされたりして良い奥さんですね
とご感想をいただきました。
ブログを書きながら、そんな風に思われるかたも出てくるかな…と思っていました。
そうですよねー。
そう思いますよね。
でも、そんないい奥さんじゃないです。
普段はとても感情的に考えたり、ケンカをしたり…
自分でもややこしいなぁーと思う部分を思い切り出してます。
夫は根気よく付き合ってくれるので、そんな甘えた部分を出させてもらっています。
うつ病克服のためにカフェをはじめたのは、確かに夫のためではありましたが、半分はもちろん自分のためでもありました。
なので、夫のために頑張った、という気持ちはあまりありませんでした。
終わってから振り返ってみて、半分は夫のためだったのか…と気がついて、よくやったな〜と思いました。
夫がうつ病になってしばらくして、私は自分だけがしんどい思いをして、夫から迷惑をかけられているような
そんな気持ちになっていました。
どうして自分だけがこんな目に…というような気持ちでした。
その時、セラピーの先生に
夫婦は長い目で見たらお互い様だよ
というかお互い様にしないと一緒に居られないものなのよね
と言われました。
もう10年以上も前の話しですが、言われた当時は言われている意味が分かりませんでした。
でも、あれから年月が経って分かりました。
言われていた通りでした。
お互い様じゃない状態は、バランスが悪く、どちらかだけに負担がかかっています。
そうなると、一緒に居たいと思う気持ちが失われてしまうことがあるんですね。
だから、大きな目でみて、お互い様になっていないと
パートナーの関係はどこかで破綻してしまうんだと分かりました。
どっちかだけがしんどいなんて、そりゃ続かないよね…と分かるのですが
あの時、私は若くてまだ色んなことが分かっていなくて、知らなくて、とても未熟でした。
自分ばかりがしんどい目にあってるって、思い込んでいたんですね。
今はなんだかんだとあって、お互い様だなーと思っています。
きっと夫も同じ想いなんじゃないかと、そう思います。