夫のうつ病寛解までの道のり⑦

皆様こんにちは。

うつ症状・人間関係のお悩み、自己肯定感の改善のお悩み

兵庫県明石市・神戸市西区の心理カウンセリングルーム「リアルセルフ」

心理セラピスト 澤田智恵子です。

 

夫のうつ病寛解までの道のり①
夫のうつ病寛解までの道のり②
夫のうつ病寛解までの道のり③
夫のうつ病寛解までの道のり④
夫のうつ病寛解までの道のり⑤
夫のうつ病寛解までの道のり⑥

これまでの話しです。良かったらお読みくださいね。

 

先日お会いしたかたに、

ご主人のためにカフェされたりして良い奥さんですね

とご感想をいただきました。

 

ブログを書きながら、そんな風に思われるかたも出てくるかな…と思っていました。

 

そうですよねー。

そう思いますよね。

 

でも、そんないい奥さんじゃないです。

普段はとても感情的に考えたり、ケンカをしたり…

自分でもややこしいなぁーと思う部分を思い切り出してます。

夫は根気よく付き合ってくれるので、そんな甘えた部分を出させてもらっています。

 

 

うつ病克服のためにカフェをはじめたのは、確かに夫のためではありましたが、半分はもちろん自分のためでもありました。

 

なので、夫のために頑張った、という気持ちはあまりありませんでした。

 

終わってから振り返ってみて、半分は夫のためだったのか…と気がついて、よくやったな〜と思いました。

 

夫がうつ病になってしばらくして、私は自分だけがしんどい思いをして、夫から迷惑をかけられているような

そんな気持ちになっていました。

どうして自分だけがこんな目に…というような気持ちでした。

 

その時、セラピーの先生に

夫婦は長い目で見たらお互い様だよ

というかお互い様にしないと一緒に居られないものなのよね

と言われました。

 

もう10年以上も前の話しですが、言われた当時は言われている意味が分かりませんでした。

でも、あれから年月が経って分かりました。

言われていた通りでした。

 

お互い様じゃない状態は、バランスが悪く、どちらかだけに負担がかかっています。

そうなると、一緒に居たいと思う気持ちが失われてしまうことがあるんですね。

だから、大きな目でみて、お互い様になっていないと

パートナーの関係はどこかで破綻してしまうんだと分かりました。

 

どっちかだけがしんどいなんて、そりゃ続かないよね…と分かるのですが

あの時、私は若くてまだ色んなことが分かっていなくて、知らなくて、とても未熟でした。

自分ばかりがしんどい目にあってるって、思い込んでいたんですね。

 

今はなんだかんだとあって、お互い様だなーと思っています。

きっと夫も同じ想いなんじゃないかと、そう思います。