いかがお過ごしですか。
日が長くなりましたね。夕方も明るい時間が長くなりました。
心理カウンセリングとヒプノセラピーの違い
で顕在意識と潜在意識の違いについて書きました。
私たちの意識は簡単にいうと、2階建てになっています。
2階=顕在意識
1階=潜在意識
アプローチする部分の違いが、心理カウンセリングとヒプノセラピーの違いです。
心理カウンセリング=顕在意識に対する整理
ヒプノセラピー=潜在意識に対する整理
潜在意識にアプローチするためには、顕在意識をゆるめる必要があります。
顕在意識をゆるめるためには、ヨガの瞑想や電車にゆられている時の心身状態を作り出すことです。
そのために、ヒプノセラピーでは体をゆるめるような誘導文を読み上げます。
まるで子守唄を聞いているようなそんな心地よさがあります。
そうして、潜在意識にいる自分自身をイメージしてもらいます。
ヒプノセラピーの必要性
心理カウンセリングだけではだめなの?と思われるかたもおられますよね。
もちろん、心理カウンセリングだけでも悩みが楽になるかたは多いです。
悩んでいる時、誰しも感情的になります。
そのような時は主観が強まり、余計に問題をとらえづらくなります。
ご一緒に整理していくことで心が落ち着いていきます。
心が落ち着くことで思考に変化がうまれ、行動が変わり(または行動をやめる)悩みが楽になります。
ただ、思考で理解できているけれども心が落ち着かないという時があります。
思考の変化はあるにも関わらず、行動を変えにくい
という場面を迎えることがあります。
この時がヒプノセラピーの出番であり、必要な理由です。
心理カウンセリングで悩みを理解して、腑に落ちることがあります。
それでも心が落ち着かないという時は、潜在意識に落ち着かない理由が隠されていることがあります。
例)
A様は、いつも人の頼みを断れないで仕事をたくさん抱えてしまい、仕事に限界を感じておられました。うつ症状が出てしまい、休職のち退職されました。
再就職を考えてはいるけれど、また同じことを繰り返してしまいそうで不安、というお悩みを感じておられました。
まずは心理カウンセリングで、事情を詳しく理解していくところからスタートします。
過去から詳しくお聞きし、問題の本質を探していきます。
生き方の癖を発見し、人の頼みを断れない理由なども見つけていくことで腑に落ちたそうです。
しかし、こののちにこの行動をやめるにあたって心の不安を感じておられました。
行動を変えずらいことや様子を見て、心の不安に対して、ヒプノセラピーを行いました。
このような場面において、ヒプノセラピーが必要になってきます。
心理カウンセリングで顕在意識を整理しても、分かっているのに勝手に感じてしまって次の一歩が難しそうな時、ヒプノセラピーの出番です。
これは心理カウンセリングにはできないことです。
このように、心理カウンセリングとヒプノセラピーではすることは似ているのですがアプローチする部分や順番の違いがあります。
どちらも悩みを解決するために、有効な方法です。
では続きはまた今度に…。
ヒプノセラピーに興味があるかたは、まずは心理カウンセリングにお申込みください。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
明日は祝日です。
皆さまどうぞお体に気を付けてお過ごしくださいね~。