朝晩の冷え込みが厳しい時期です。皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。
愛猫が亡くなって1年がたちました。
様子がおかしいと気がついて、動物病院に連れていって、検査をし、治療をし。
気がついてからあっという間でした。
初めて飼った猫で、本当に可愛くて可愛くて…
いなくなった悲しみにいつか慣れるのかと思っていましたが、1年たった今でも思い出すと涙が出てきます。
付き添いでたまたま入ったペットショップで、可愛い子猫と出会いました。
その子猫が忘れられなくて、次の日も次の日も通いました。
ちょうど結婚して2年たち、夫のうつも先が見えず、家の中の雰囲気も重たく。
子供も授かりたいけど、子宮の病気もあり難しいとお医者様にも言われていて、もう無理なのかな
可愛い命と生活がしたい、
そんな風に思っている時でした。
うつにはペットも良い、という記事を読んだのもありますが、何よりも自分が小さな命と生活したいという想いが強かったです。
夫に相談すると、本当に最期まで飼えるのか、大丈夫なのかとなったので、本を何冊か購入し、夫婦で話し合いました。
そして一緒に見に行って、飼う事を決めました。
名前も夫がつけました。
(うつの人がいると、本人もつらいのですが、周りも気分が重くなったり、つらくなったりします。
そういう時に、家の中にいるペットの存在に助けられることが多かったです。)
猫は、友人も飼っている人が少なく、あまり親しみがない動物でした。
最初は懐いてくれるのかな、どんな感じなのかな、と分からなかったのですが、思った以上に賢く、表現も豊かで、こっちが困ることも多かったように思います。
犬は、飼い主との上下関係がしっかりとありますが、猫とは対等というか、むしろこっちの方が上下の「下」という感じがして
そういうところも、最初は分からなくて戸惑ったのですが、猫の魅力的なひとつとと感じるようになりました。
2年前には、保護された子猫を迎えました。
猫の可愛さに、もう1匹居たら良いな…と思うようになって1年ほど猫の譲渡会に足を運ぶようになりました。
なかなか出会いもなく、ご縁もなかったのですが、ある日連絡が入り、子猫を迎えることになりました。
今では2歳半になって、大きくなりました。
こうやって思い出すことで、亡くしたペットのことを気持ちの中で整理しているように思います。
つらさはなくなりませんが、整理されていくと、気持ちも楽になりました。
最初の時は、
涙ってこんなに出るんだな…
いつか止まる日が来るんだろうか…
それはいつなんだろうか…
と思っていました。
ペットロス問題
時代とともに、ペットロスの問題もよく聞きます。
ペットは家族とよく言いますが、本当に特別な存在だと思います。
ペットたちは、人間の言葉が話せない分、もっと保護や世話が必要な存在です。
ただただ愛情を注ぐ、ペットという存在は日々の支えであり、癒しでもあり、自分という存在を深めてくれる大切な存在です。
犬や猫、鳥など(他の生き物たちもでしょうか)人間に対して、純粋に好意を表現してくれて、
その表現は人間以上に純粋だと感じます。
初めて子猫を迎えた時に、こちらを無条件に受け入れてくれる表現に、こんな風に表現してくれて…とビックリしました。
その姿を見て、大切に育てないと!と思いました。
ペットは、人間の家族とは違いますが、同じくらい特別な存在だと感じています。
そんなペットたちは、人間よりも寿命が短いです…
私は猫が自分より先にいなくなるのが、飼い始めた時から怖かったです。
いつか訪れるから…と、その時がきても自分にショックを与えないように、時々思うようにしていましたが、結局そんな風に思っていても、意味はなかったです…
ペットロスを乗り越えた?共存できるようになった
飼い猫がいなくなってから、色々と思うこともあり、それを人に話すと
それは考えすぎとか
結び付けすぎとか
周囲の人に言われていました。
自分を責めることを、しばらくの間やめることが出来ませんでした。
ペットロスをどうやって乗り越えたんですか?
と聞かれたことがあったのですが、乗り越えてはいないように思います。
ただ、その時の後悔や自分を責めた気持ちを、何度も何度も反すうして、
もう仕方ないんだ
と思えるようになっただけだと思います。
よく泣いていました。
その想いも、夫や姉やセラピストに聞いてもらったと思います。
そうやって、自分の中で整理して、共存できるようになったことが、気持ちが落ち着けるようになったのだと思います。
どのような気持ちになれば、気持ちの整理がおわったか、落ち着く場所なのか、共存できるのか、というのは人それぞれだと思います。
もし、ペットロスでしんどいな、整理がつかないな、と思う方はお話にいらしてくださいね。
皆さまのお越しをお待ちしております。