コミュニケーションは人を元気にします
ここ数ヶ月、父の調子が悪く、実家にもよく顔を出しています。
色々と話を聞いたり、時間をともに過ごしたりしています。
父は、お酒を飲むと過去の話をしはじめるので、実家に住んでいた時は聞く機会もありました。
同じような話を久しぶりに聞きました。
でも、20年前と今、同じ内容でも、違った気持ちで話しているな、と思いました。
子供をふり返っている今の自分が、どんな状態なのか、どんな気持ちなのかでふり返った時に感じる気持ちは違いますよね。
父が話しをはじめると
昔はまた始まった…面倒だな~。同じことなのに…
と思っていましたが、今は、父は昔をどんな気持ちでふり返っているのだろう
と思いました。
2日ほどかけて、何時間にも話を聞いたことで、落ち着いたのか、その次の日、少しだけ元気が出ていました。
しっかり話せると安心感を感じます。
話せる環境つくりのために、「聴くこと」が大切と感じました。
コミュニケーションのコツ「あいづちとうなずき」
話を聞いてあげる時のコツですが…
ただ聴いてあげる
これだけです。
でも、意外に難しいのです。
適度なあいづちと頷きもします。
人はどうしても聞いてる時に、あれやこれやと主観が出ます。
こうしたら良いのに、とかこうなってほしい…など
つい目の前の人を励ましたくなります。
教えてあげたいという気持ちも出てくるかもしれません。
でも、そこをグッとこらえます。
誰だって、何も言われずにただただ聞いて欲しいこと、ありますよね。
誰だって、しんどい時ほど、そうなのです。
ですので、もし身近な人でしんどそうな人がいたら、どうぞ寄り添って、ただ聴いてあげてください。
その方はあなたに聞いてもらえて、きっと嬉しいと思います。
分かりにくいかもしれませんが、少し元気が出ていると思います。
居てくれて、心強く、嬉しいと感じていると思います。
その人が悲しみからいつか立ち上がりたいと思う日が来ることを祈って、ただ聴いてあげてくださいね。
あなたがしんどい時も聴いてもらってくださいね。
周りの人たちは、きっと聴かせてほしいと思っていると思います。
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