子供に夫の愚痴は言わないと決めてたの?母の話し

皆様こんにちは。

うつ症状・人間関係のお悩み、自己肯定感の改善のお悩み

兵庫県明石市・神戸市西区の心理カウンセリングルーム「リアルセルフ」

心理セラピスト 澤田智恵子です。

 

今日は母の話しです。

 

母は私たちが子供のころに、

子供に夫の愚痴は言わない

と決めていたそうです。

母にこんな思いがあったことを、私は結婚してから初めて聞きました。

これを聞いた時

うそやん!めっちゃ言ってるやん!

とビックリしました。

お母さん隠している気になっているけど、ずっと聞いてきてるけど…

というと

私は言わないようにしてきた…

あんたらとっては父親やから…父親の文句は子供に言わないようにしてきた

と涙ながらに言いました。

 

確かに小学生くらいの時はあまり聞いたことなかったかもしれません。

でもそれ以降は、母の思いとは裏腹に漏れ出してたんです…

何なら小学生の時から母のちょっとした言葉や態度で、伝わってもきていました。

 

きっと母は、ずっと言っていないつもりだったんでしょう。

もうずっと言ってたよ。だから聞くの嫌やったし…

というと

そんなん聞かされてかわいそう…私はダメな母親やわ…

と泣いていました。

 

父の悪口を吹き込んではいけない

夫婦のことに子供を巻き込んではいけない

と考えていたそうです。

でも、結果的にいつもなんだかんだと巻き込まれていたので

母の思いを聞いて

なんだなかぁ…

とやり切れない気持ちになりました。

 

隠しているつもりが全く隠してなかったけど!

と突っ込み満載です。

言葉にはなくても、態度や雰囲気で伝わっていました。

隠そうと思っても、にじみ出るものなんですね。

 

昔からこのような母なので、いまだに言葉での表現もあまりありません。

いつものごとく突然の行動によって、

何か思うところがあるのだな

とわかります。

 

思うところを聞き出すのに毎回時間がかかります。

さっと言ってもらえたら助かるのに…と思いますが

母にとってはさっと言えないのでしょう。

 

色々と感情も感じていて、心の中もうまくまとまっていないのでしょう。

もやもやして、怒りを感じているのだと思います。

うまく言葉で言えないから、行動に出るしかないのでしょう。

 

でも、他人から見ると心の中は見えないので

言葉や行動でしかその人をはかることはできません。

 

こういったことが人と人をすれ違わせますよね…。

 

私も昔は母に似たところがあり、自分のことが言いにくかったです。

会話の受け答えはスムーズにできても

自分の意見や気持ちや「こうしたい」ということが言うことが難しかったのです。

 

ですので、いつもどこか人に合わせるしかない自分がいて人と付き合うことにストレスも感じていました。

仲良くしたいのにストレスになるので、いっそ人嫌いにでもなれたら良いのに、と考えたこともありました。

今は言えるようになり、ストレスもあまりありません。

 

言葉で表現できず行動でしか表現できない

人に合わせてしまうことや自分の意見が気持ちが言えないことには、実は理由があります。

そうなってしまう原因にはインナーチャイルドや過去の経験が関係しています。

コミュニケーションが自分の中でトラブルになっていくことで、うつ症状が出てしまうかたもいます。

 

カウンセリングで過去を紐解くことで、理由を探していくと

だんだんと自分を表現できるようになっていきます。

コミュニケーションが楽になります。

 

インナーチャイルドが関係しているときはヒプノセラピーがおすすめです。

 

気になる方はカウンセリングでお話をお聞かせくださいね。

皆さまのお越しをお待ちしております。