うつ症状のサイン・対処法&うつの方の特徴

皆様こんにちは。

うつ症状・人間関係のお悩み、自己肯定感の改善のお悩み

兵庫県明石市・神戸市西区の心理カウンセリングルーム「リアルセルフ」

心理セラピスト 澤田智恵子です。

 

明日から寒くなるそうです。

寒暖差が長く続くと、着るものを選ぶのにも労力かかりますね。洋服選び、毎日お疲れ様です。

どうぞ明日からもお体を温かくしてお過ごしくださいね。

 

うつ症状のサイン「朝が起きにくい」

朝起きて、しんどいなぁと感じることはありますか?

もしかすると、それには体の疲れだけでなく気分の落ち込みが関係しているかもしれません。

悩みが長期化し解決策がないと感じるようになると、朝が起きにくいと言われる方は多いです。

 

悩みがあっても、何とか体が動いてくれている時期がとうに過ぎてしまった。

日に日に体が動きにくく感じ、自分自身へのコントロールをだんだんと失うような感覚に襲われる・・・

自分の体なのに・・・

なぜこのようになったしまったのだろうか・・・

もう元のように戻らないのではないだろうか・・・

自分の体のことなのに、分からない・動かしにくいというコントロールが効きにくい状態に、不安や怖さを感じると思います。

私もお話をお聴きして、その状態の苦しさに何ともやり切れない気持ちを感じます。

 

うつ症状の前に起こるサイン

なぜこのような状態になってしまうのでしょうか?

そのような時もしかすると「心や体は限界だ」と声をあげているかもしれません。

心や体は、限界です と教えてはくれません。

ご自身で感じることでしか、分からないのです。

 

相当体が疲れている

相当なストレスがたまっている

心や体で何かへの抵抗感を感じている

涙が突然出てくる

というサインが出ていませんでしたでしょうか。

 

しかし、感じることを後回しにしてしまったり感じないようにしていると

ある日突然、体が声なき声をあげてしまうことがあります。

朝が起きにくい、というのはそのひとつのサインである可能性があるということなのです。

 

うつ症状の対処法①「体を休ませる」

うつ症状が起きた時には、体を休ませることを優先してください。

何もかもを休むことです。

それは難しいのであれば、休めることだけでも休んでいただきたいと思います。

 

15年も前ですが、夫がうつ病になった時は一時的ですが休職しました。

そして何も考えずに休み、食べて、寝てを繰り返しました。

危機的な状態では体を休養させることが、命をつなぐために必要なのです。

(野生の動物も、命の危機にはじっとして体力を回復させます)

二か月ほどでしたが、食べて、寝て、軽い運動をして。。。を繰り返した夫の顔色は少しですが良くなっていました。

体を休ませると同時に、心も休養できていました。

安心で安全な環境で体を休ませること(同時に心も休めます)を、優先していただきたいと思います。

 

そのためにも、周りの方も余分に言わずに休ませることへの理解と、協力をしていただきたいと思います。

 

うつ症状の対処法②「過去を紐解く」

体を休ませた後は、ご自身を紐解いて知っていくことです。

体と一緒に心も休めたことで、休んだあとはほんのわずか少しですが元気が戻ってきているはずです。

このような時に、心理カウンセリングがおすすめです。

心理カウンセリングは、このような状態の時でないと受けていただけません。

お話をすることは、体力・気力が少し必要だからです。

 

うつ症状は突然に感じたかもしれませんが、そこに至るまでは突然ではなかったはずです。

あなたが意識的、無意識的に描いた道のりや歩き方は、あなたの体や心に負荷をかけ続けてきたのかもしれません。

考え方や心がどのように働いてきたのかを知っていくことです。

なぜ、そこに至ってしまったのかを見つめなおすために

あなた自身のこれまでを紐解いていくことです。

 

心理カウンセリングでお話をお聴きしていると、うつに至る行動や考え方、心は無自覚なことが多いです。

無自覚だからこそ、自分自身で気がつくことは難しいです。

 

うつの方、3つの特徴「真面目」「優しい」「頑張り屋さん」

夫のうつ病期間は、数年もありませんでした。

投薬、休職ののち、心理カウンセリング・ヒプノセラピーを受けました。

今ではもうこの話を忘れるほどです。

 

私も当時は妻という立場で、心理カウンセリングの内容を教えてもらっていました。(夫の希望により)

人間関係のとらえかたや考え方、生き方が若い間はそんなに問題がなかったけれど

いつの間にか負担のかかるものへと変わっていたのだということを知りました。

そして様々な出来事も心理的に負担に感じていたことも・・・

そしてこれらのことは、どこかで知ってはいたものの意識的には夫自身も知りませんでした。

 

まずは知ることです。

知らないと今をしのぐことが苦しいだけになります。

知っていくと、視野がひろがります。

知っていると心が落ち着きやすくなります。

 

知っているからこそ、今を変えていけるのです。

 

うつ症状になる方は、人のことばかり考えて頑張って来られた方が多いです。

うつの方のことをよく、「真面目」とか「優しい」とか表現されますよね。

 

うつの方は、それに加えて「頑張り屋さん」なのです。

頑張り屋さんだから、体も心も疲れ果てるまでやってしまえるのです。

 

人の解決や役に立つことばかりでなくても大丈夫なのです。

これからはあなたのことも、大切にできるあなたになっていただきたいと願っています。

あなたがお元気になっていくことを応援させてください。

 

もし今、うつ症状にお悩みであればあなたのお話をお聴かせください。

あなたの心を見つめ、一緒に紐解いていきましょう。

あなたのお越しを心よりお待ちしております。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。