不安で眠れない、眠りにくくないですか?
先日、心理カウンセリングで
不安でたまらない…
と感じているお話をお聴きしていました。
どうしようもない出来事に見舞われたり
自分ではコントロールできない状況になったり
生きている中で、不安に押しつぶされそうな感覚になることは誰しも経験したことはあるのではないでしょうか。
ただ、それが長期化したり、その状況を変えていけない場合、ストレスが強まります。
そうなると、睡眠などに影響が出る場合があります。
コロナ禍の今は、経済状況はじめ大きな変化に見舞われ、不安を感じる要素がたくさんありますよね。
心を落ち着ける漢方のCMを見ると、不安を感じているかたも多いのかな?と思います。
不安で眠れない。自分の自信のなさが関係していることもあります。
不安の話で思い出しますが、私は若いころ、仕事の際には強い不安を常に抱えていました。
初めは、仕事に慣れてないからだ・・・と思っていました。
それでもずっと不安が続くので、もしかして仕事が合っていないのでは・・・と思うようになりました。
天職が見つかればこの不安から解放されると思って、自分の好きなことを仕事にすること
やりがいを見つけて意識することなどを試みました。
しかし、それでも不安は解消されませんでした。
他人から見ると、やる気があって自信があるように見られていました。
それは急に自信があるような発言をしたり、頭の中で思いついた事を話すことで他人からはそのように見られていました。
でも、行動するとなると尻すぼみでした。
行動をはじめようとすると、怖さや不安や心配を感じはじめ、動き出すまでにとても時間がかかっていました。
そして思っていたことは、あまり出来ないまま疲れ切ってました。
できない自分を情けなく感じていましたが、いつも明日こそは・・・と思っていました。
なぜこんなにも不安でたまらないのか、不安を感じすぎると眠りも浅くなっていきました。
自分でも不安を感じる理由が分かりませんでした。
しかし、不安でたまらなくなる理由がわかりました。
私は一人で何かをすることに、「できないのではないだろうか」といった不安を抱えていたのでした。
(不安を感じる内容は他にもありました)
このように強い不安は、自分への自信のなさが関係しているケースもあります。
他人や自分から見ると「自信がない人」「もって生まれた性格」とも見られがちです。
しかし、眠れないほど不安になるのは、生まれついての性格ではありません。
眠れないほどの不安に無自覚の自己否定感が関係しているかも?
私が感じたような強い不安は、無自覚の自己否定感からくるものだと知ったのはだいぶ後になってからでした。
自己肯定感をしっかり感じていれば、
なんとなく自分はやっていけるだろう
失敗したとしてもそこから頑張れば良い(またはやめる、方向転換する)
と切り替えてやっていけます。
しかし、自己肯定感が感じられず無自覚の自己否定感を強く感じていると、仕事や人間関係に自信がもてなくなります。
不安や心配、時には怖さを感じるようになります。
心や体が常に緊張しているため、安心して取り組めません。眠りにくくもなります。
安心して取り組めないことは、悪循環をまねきかねません。
眠れないほどの不安を解消する心理カウンセリング
不安はなるべく感じたくないですよね。
でも、感じてしまうのは生理現象なので仕方がありません。
自分ではコントロールできない状況や状態への不安であっても、自信のなさからくる不安であっても
ひとりで抱え込まずにしていただきたいと思います。
誰かに話すことで、出来事が違った視点で見ることができます。
自分のことを知ってもらうことで、心に元気が戻ってきます。
元気が戻ってくると、今を過ごすことができます。
今を過ごせたら、明日がやってきます。
自信がない・・・無自覚の自己否定感から感じる不安には
心理カウンセリングで無自覚の自己否定感を感じるようになった過去を紐解くことが気づきにつながり、手放していけます。
私の場合は、無自覚の自己否定感を感じるようになった原因は乳児期~幼少期にあることが分かりました。
(人によって時期や出来事、無自覚の自己否定感の強弱は異なります)
気になる方は、ぜひ一度お話をお聴かせくださいね。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
温かくしてお過ごしください♪^^