やってみてダメなら諦めもつくけど、やらなかったら一生気になる

皆様こんにちは。

うつ症状・人間関係のお悩み、自己肯定感の改善のお悩み

兵庫県明石市・神戸市西区の心理カウンセリングルーム「リアルセルフ」

心理セラピスト 澤田智恵子です。

 

神戸市西区でも、桜が満開になりました!

ただ今日はあいにくの雨で、お花見は出来ませんでした。

それでも雨にかすむピンク色のふんわりした桜に、心がなごみました。

 

先日、母と会った時に、少し迷っている話しをしたときにこんな話しをされました。

 

母が学生のころ、(もう50年近く前です)お小遣いをためて宝くじを一枚だけ買ったことがあったそうです。

広島の田舎に住んでいた、母子家庭で育ち、親戚に預けられていた母に、そんなエピソードがあったことにも驚きました。

 

知識もなく、当選日があるということも知らなかったそうです。

どうして良いのか相談するということも思いつかなかった環境だったのだと、いまブログを書きながら気が付きました。

 

そんな宝くじのことを、今でも覚えていて

たった1枚だったけど、あれは当選していたのかどうなのか、今でも気になるそうです。

 

どうにかして確認すれば良かった

だから、今気になることがあったら、とにかくやってみた方が良いんちゃう

もしダメでも諦めがつくけど、やらなかったら一生気になるで。

あ~、あれはどうだったんやろって。

 

と話してくれました。

 

母は人の感情に寄り添うのが苦手なタイプなので、私も話しては傷ついたり、悲しい気持ちを味わったりしてきましたが、

たまにこうやって「ええこと言うやん~」と思うことを言う時があります。

 

 

物事をハッキリさせたり、行動することは、精神的にも肉体的にも、または金銭的にも労力がいるもので、

つい先延ばしにしたり、流してしまったりすることもあると思います。

 

それでも、後になってみて母の宝くじのように

あぁ、あの時確かめていたら、本当はどうだったんだろう

と思うようなことになりそうなら、労力がかかっても、もし傷つくようなことになったとしても

ハッキリさせた方が、自分にとっては良いのかも知れないな、と母の話しを聞いて思いました。

 

後悔が少ないよう、自分の気持ちに向き合っていきたいな、と思いました。