ガンになった高齢の父の話を傾聴した効果

皆様こんにちは。

うつ症状・人間関係のお悩み、自己肯定感の改善のお悩み

兵庫県明石市・神戸市西区の心理カウンセリングルーム「リアルセルフ」

心理セラピスト 澤田智恵子です。

 

雨が降っている時のアジサイは、濡れてしっとり、色も濃く見えて美しいですね~。

私もアジサイを鉢植えにしようか、この時期になると毎年考えます。

土壌でアジサイの色が、ブルーとピンクに分かれると知ったときは驚きました。

皆さまは何色のアジサイがお好きですか?

昨年末に、父のガンが見つかりました。

今年、コロナが大きくなる前の2月に手術は無事に終わりました。

過去、夫の心臓の手術や自分の手術などは経験してきましたが、高齢になった親の手術は初めてのことでした。

色々とありますね。高齢ってこういうことかと少し知りました。

父は、身体の障害のこともあり

そのあたりが父や母の中で話をストレートにいかさない部分もあり、私も父や母の話を聞きながら、どうしたもんかなぁと思っていました。

高齢ということも、話しがサクッといかないことにも繋がっていることを知りました。

 

寝たきりになるレベルでもないので、父には自力でお願いしたい部分もありましたが、本人は自力と他力に揺れ動いているようでした。

体力も低下したり、気持ちが不安になると、人は誰しもがそうなると思いますが

高齢ということも、もちろんその理由になるということも知りました。

 

私は子どもの時から、父の話をよく聞いてきていました。

晩酌が始まるとはじまる、過去の自分が若かりし頃の思い出を聞いてました。

それは、父の機嫌を損ねたくない、好かれていたいという子供の気持ちだったのかな~と思います。

話を聞くといっても、一方的にただ聞く、ということをしていました。

今回、はじめて父の意見を聴き、まとめ、そして何に困っているのか、どうしたいのかを聴き、現実的に考えなおし…ということをしました。

傾聴を何時間も、何回もしました。

親の病気の悩んでいる話を、何時間も何回も、何ヶ月にもわたって聴いたのは、初めてです。

現実の事情や、身体や心の話を聴いていくというのは

その人がどう生きたいのか

どうありたいのかに直結しますね。

身体のサポートはもちろん大切ですが(身体のサポートが先かもしれません)

同じように心もサポートされることは、その人がその人らしく健康に(心が健やかに)生きていくうえで重要なことなんですね。

 

コミュニケーション講座で、コミュニケーションの重要性や傾聴の効果についてなどお伝えしていますが

人の話しを聴くということは(傾聴の姿勢で聴く)話し手にとって、大きなことをしていると思います。

改めてすごい力があることだと、この件を通しても感じました。

 

当カウンセリングルームでは、カレンダーにのせていませんが、現在コミュニケーション講座をお二人の方に受けていただいています。

(マンツーマン開講のため、補講生は募集していません。)

コミュニケーションのために必要なのは、まずは自分自身とのコミュニケーションです。

皆さま、そこが苦手な方が多いので、まずはそこからスタートします。

そうしながら、他者とのコミュニケーションについても進めていきます。

 

職場や家族、お子様の話を聴くということ

そのためには自分自身の声を聴くということ

皆さまにぜひ知っていただきたいなと思います♪

コミュニケーション講座、ぜひ受けてみてくださいね。

皆さまのお越しをお待ちしています。