心理カウンセリングの終わり方とタイミング、急にやめることをおススメしないケースなど

皆様こんにちは。

うつ症状・人間関係のお悩み、自己肯定感の改善のお悩み

兵庫県明石市・神戸市西区の心理カウンセリングルーム「リアルセルフ」

心理セラピスト 澤田智恵子です。

 

穏やかな日差しの1日でした。皆さまはいかがお過ごしですか。

 

心理カウンセリングは終わりがあります

今月は次回の心理カウンセリングのご予約を、2ヶ月後、3ヶ月後と間隔をあけるかたが続きました。

もうしばらくすると、心理カウンセリングがいったん終わりを迎えます。

 

心理カウンセリングにも終わりはもちろんあります。

はじめるといつ終わるのか、終わるのか気になっているかたもおられると思います。

当カウンセリングルームでは、チケット制ではなくその都度のご予約です。

ですので、余計に回数が見えないかもしれません。

だいたい半年~1年程度のかたが多いです。

終わりはある日突然に訪れます。

終わり方ですが、いつ終わるのかをクライアントさんと話し合い決めます。

 

心理カウンセリングを終えるタイミング

最初のうちは来られるとたくさんお話しすることがあり、時間が足りないほどです。

悩みの内容や本質、原因が見えて色々なことに気がついていかれます。

そうしていくと、最後のほうは時間に余裕を感じるようになっていかれます。

共通して言われるのは、

今日話す内容を考えたけど、以前ほど思い浮かばなかった

と言われます。

 

これは日常の人間関係や出来事に心や思考や行動が振り回されたり、落ち込みすぎたりしていない

という状態になっているということです。

色んなことが少しずつラクに感じられるようになっています。

こうなると間隔をあけていくタイミングです。

 

心理カウンセリングを終える時は最初の目標に近くなっている

クライアントさまが心理カウンセリングをはじめる時にお持ちの期待や目標は、

人間関係を気にならない程度に続けていける

子供を怒りすぎないようになる

仕事に取り掛かれるようになる

人と比べて落ち込みすぎない、人目が気にならない程度になる

人の顔色や機嫌が気にならないようになる

人より劣っていると思わないようになる

…など挙げだすと多数ありますが、このようなことです。

世間の人たちと同様に色々あるけど、なんだかんだと復活してやっていけるようになることです。

これらが薄皮をはぐように、気にならなくなっていき

人によっては今感じている落ち着いた気持ちは今までの人生で感じたことはなかったです

と言われるように、落ち着いた状態になっていきます。

始めの目標に近づいたと感じられた時点でカウンセリングを終えていきます。

 

心理カウンセリングは逆上がりのよう

心理カウンセリングというと、なじみがない方が多いと思いますが

スポーツや習い事と似ているなぁと思います(^ ^)

まったく分からないところからはじまって、目標設定をして

そうなれない理由や原因を見つけていき、そうなるために必要なことをサポートのもと身につけていきます。

はじめのうちはサポートが必要だけれど、だんだん1人でも出来るようになっていきます。

そうしているうちに、あれ、1人で大丈夫だな、となります。

鉄棒での逆上がりも初めは背中を手で持っててもらっているけど、いつの間にか1人で出来た!

あの感覚と同じです。

一回出来て、そしてもう一回

そんな風にだんだんと1人でも大丈夫なようになっていきます。

 

心理カウンセリングは途中でやめる自由があります

クライアントさんの自由のもとご予約をお願いしています。

セラピストは終わるタイミングはご相談の上、お伝えしますが

基本的にはクライアントさんの自由です。

お好きなタイミングでお申し出ください。

一度やめたとしても、また必要だと思ったらお気軽にお申込みください。

気になる出来事が出てきてまた半年後、一年後に来られるということも珍しくありません。

 

心理カウンセリングを急に終えることをおススメしないケース

先ほども書きましたが、終わる時はある日突然訪れます。

セラピストと次回のご予約について話している時に、2ヶ月後にしましょう。となります。

もちろん、もう今日で終わります

という方もいますのでそれでも大丈夫です。

ところが急にカウンセリングをやめてしまうと、

今までの反動が出てしまったり

新しい自分に慣れなくて思いっきり(人間関係の中で)やってしまったり

しばらくは大丈夫だったけど一人になるとあと一歩難しかったり

ということがあります。

 

これはどうして起こるかというと心理カウンセリングで楽にはなったし変化も起こった、けれど

日常生活の中でまだ生かすところまでいっていない

からです。

そのための心理カウンセリングがもう少し必要ということです。

ですので、2か月後(または3か月後)様子を見ます。

変化が定着していたら終わりになります。

 

心理カウンセリングの終わり方についてまとめてみました。

 

皆さまがお元気になっていく様子を見られるのは、心から嬉しいことです。

その姿を見せていただけることがこのお仕事の活力です。

 

これからもお一人でも多くの方の終わりを一緒に迎えたいと思います。

 

終えられたあとも、定期的にお越しのクライアントさんもおられます。

体のケア・・マッサージや美容院と同様に心のケアも大切で必要なことです。

(心のケアを家族に求めると難しい場合も多々ありますので…)

継続してお力になれることは、セラピストとして嬉しい限りです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

皆さまのお越しを心よりお待ちしております。