カウンセリングで知った相手との違い
親子関係に限らず、人間関係は私たちにとって切っても切れないものです。
人間関係は永遠のテーマですね。
生まれてから親子関係にはじまり、友人、パートナー、職場などの人間関係とともに
人は人と繋がりながら生きています。
繋がりながら生きていますが、ひとりひとり頭の中身(考え・思考)は違っています。
人はそれぞれの価値観や常識があり、自分にとって当たり前と思う世界で生きています。
誰しも主観で生きています。
もちろん私もです。
時々は客観的に見ようとしますが、やはりどこまで行っても主観的です。
こうするもの、こういうものというように自分のとっての常識・当たり前と思う世界で生きています。
人と人は同じ空間に生きながら、まるでパラレルワールドのように重なりあっているかのようです。
ですので自分とは違う世界の人と出会った時、驚いたり、困ったりします。
人によっては腹が立ったり、ばかにされたように感じるかもしれません。
お互い自分の世界の当たり前があるため、違った世界を見せられると
なんとなく自分を否定されたような気にもなるからです。
同じルールで生きられたら良いのに…と私は思いますが
この場合で言う 同じルール というのは
自分にとって都合の良いルールをイメージしています。
きっと相手にしたら嫌なルールもありますよね。
じゃあ反対に相手のルールで生きられるか?
と聞かれると、私だって全ては合わせられません。
どこで妥協するか、譲歩するか、落としどころはどこなのかを
いちいち探っていかないと続けられないのが、人間関係の手間のかかるところです。
ちょっとした付き合いや仕事であれば、価値観の違いがあってもそういう付き合いと割り切り
手間をかけることも労力のひとつと思えます。
ドライに相手の世界に合わせることも出来るでしょう。
でも、大切だと想う相手には…
ドライにはなれません。
なんとか自分の世界を分かってほしいと思いますし、合わせて欲しいと思ってしまいます。
お互いそうだと思います。
昨日の母の話で言うと、母は自分の不機嫌な言葉や態度を見せることで自分のルールをつらぬきます。
私たちは母が好きだから、どうしても母のルールに従っていました。
でも、やはりそれでは限界がきます。
私は母に
「お母さんのことは好きだけれども、ずっと言うことは聞き続けられない。愛情には限りがあるわ。」
と告げたことがあります。
母はこの話をもう忘れてそうですけど…
好きな相手だから何でもしても良いわけでもないですし
好きだから全部言うことを聞かないといけないわけでもなく
お互いのすれすれを毎度手間ですが、すりあわせていかないといけないのだと思います。
お互いが許され許しあいながら、お互いが納得する手間をかけあいながら
大切な人と過ごせたら素敵だなと思います。
このような風に思えるようになったのも、カウンセリングや心理学を学び母との違いが見えてきたからです。
とは言っても、現実は素敵な話ではなく
母の言動にイラっとくるたびに「もうしばらくは母の顔見ない!」
と心に決めてはまたしばらくして会いに行くような…笑
そんな現実を過ごしています。
大切な人と居ることは心が揺れて傷つきますが、
傷つく→気づく→築く
と恩師に教えてもらった言葉のように、新しい関係や自分の想う人生の豊かさを作って行けたら良いなぁと思います。
カウンセリングで話すと自分が見えてくる
自分のことや相手のことは…大切な相手ほど感情的になってしまいます。
感情的になると、自分のことも相手もことも落ち着いて見えづらくさせます。
カウンセリングでは、自分のことや相手のことをたくさん話していただきます。
第三者(セラピスト)に話すからこそ、落ち着いてきて
自分のことや相手のことが見えてきます。
どんな気持ちを感じていたのか、どうなってしまうのか…など見えてくると
事情への対処がそこから考えていけるようになります。
お互いの当たり前は違う
という前提のもと どのように一緒にいるのか
を見つめて明日をつくっていきたいですね♪
親子関係、職場の人間関係などお悩みでお困りでしたら
ぜひカウンセリングにお越しください。
あなたの心の本当の気持ちや答えを見つけていきませんか。
うつ症状や落ち込みが強い場合は、無自覚な自己否定感が関係しているかもしれません。
あなたのお話をお聞かせください。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。