子供の自己肯定感を育てるために必要なこと

皆様こんにちは。

うつ症状・人間関係のお悩み、自己肯定感の改善のお悩み

兵庫県明石市・神戸市西区の心理カウンセリングルーム「リアルセルフ」

心理セラピスト 澤田智恵子です。

 

皆様いかがお過ごしですか?

小学生のプールの授業が3年ぶりに再開と聞きビックリ(@@;

改めてコロナの影響ってすごいなぁ~と思いました。

ところで私には甥と姪がいるのですが、成長がいつも楽しみです。

最近、姪のAちゃんが1年生になりました。

Aちゃんは3人兄弟の末っ子です。

私も末っ子なので、勝手に親近感を抱いてます。

 

甥と姪たちとは、3人が小さな頃からかるたやトランプで遊んできました。

Aちゃんが4,5歳の頃は、かるたで負けたり、トランプやゲームにいれてもらえないことでよく癇癪を起こしていました。

 

 

もう2年も前の懐かしい話ですが。。。

 

Kちゃん(Aちゃんの姉)「ちえちゃん(私のことです)かるたかトランプで遊ぼう~」

Aちゃん「いれて」

私「Kちゃん、Aちゃんも一緒に遊びたいって言ってるよ。どうする?」

 

Kちゃん「・・・いいけど・・・Aは負けそうになると怒ってカードぐちゃぐちゃにしたり、すぐ泣くから嫌や」

 

AちゃんとKちゃんは2才歳が離れているため、かるたやトランプでは実力差があります。

6歳と4歳では、理解・記憶できるルールに違いが出ますよね。

なので、だいたいAちゃんが泣くか怒るかして遊びが終わることが定番でした。

もどかしいAちゃんの気持ちも分かりますし

最後まで遊びたいKちゃんの気持ちも分かります。^^;

 

 

私「Aちゃんお姉ちゃん入れてくれるって。良かったね。

でもさ、Aちゃんって負けそうになると怒ってカードぐちゃぐちゃにしたり、泣いたりする時あるよね?(うなずくAちゃん)

Aちゃんがぐちゃぐちゃにすると、ゲームできなくなるねん。

Kちゃんもちえちゃんも困るねん。

怒ったり、泣いたりしないでぐちゃぐちゃにしないで最後までできるかな?(じっと黙って一点を見つめるAちゃん)

できそうなら一緒にやろか?(うなずくAちゃん)」

といつも声をかけてました。

 

でも結局最後は泣きながら怒ったAちゃんが、カードをぐちゃぐちゃします。

そうなるとKちゃんも怒ったり、たまに泣いてすねたりします。

そうして、最後はてんやわんやで終わってました。笑

 

姉の「K~A~、ご飯できたよ~」と声がかかるとホッとしたものでした。笑

 

 

負けそうになるとイライラしてくるAちゃんに

勝負は最後まで分からないよ~誰が勝つか分からないよ~

もしかしたらAちゃんが勝つかもしれないよ~

と声かけたりもしてました。

 

実際に本当にAちゃんが勝ったりして

ほらね、わからないでしょ?勝って良かったね~

と言うとはにかんだ様子で笑ってました。

 

それからだんだんとかるたやトランプに慣れていったAちゃんは

いつの間にか負けても泣かなくなりました。

 

負けても

もう一回!

と頼むようになりました。

 

え~疲れたから嫌だな~と言っても

もう一回、もう一回

と言うようになりました。結局自分が勝って終わりたかったAちゃんも

今日は一回しかトランプしないよ

と始める前に言っておくと、自分が負けても「もう一回」と言わないようになりました。

 

その代わりなのか「じゃあかるたしよ」と言うようになりました。笑

子供は賢いし、面白いものですね。

 

なんだか懐かしいですね。

 

Aちゃんの自己肯定感を育てようと意識していたわけではないのですが

なるべく共感して

怒らずに接していたことも良かったかな~と今なら思います。

怒られすぎると子供は萎縮して、のびのびとはいられません。

どんな自分でも許されるのだ、という体験が自己肯定感には必要だからです。

 

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子供の話しに共感するためには、傾聴の聴き方が必要です。

傾聴はコミュニケーション講座で学べます。

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でももし若い頃の私が育児をしていたら、きっと疲れてノイローゼになっていたと思います。

こんな風には対応できなかったでしょう。

 

夫婦で協力し合えるのが理想的ですが、実際は価値観の違いなどでうまくいかない時もあると思います。

協力しあえるまで時間がかかることもあります。

 

お母さんの疲れがこんでくる前に、行政の子育て支援なども利用してお母さんが疲れすぎないよう、背負いすぎないようにしてほしいなぁと思います。

 

今日は懐かしい思い出話にお付き合いいただいて、ありがとうございました。^^

 

 

大人の人でも誰かに頼りたくなる時、ありますよね。

もし心のことでお悩みであれば、ぜひお話しお聞かせくださいね。

 

うつ症状を感じながらも、お仕事されている方が多く来られています。

お気軽にお話しお聞かせください。

 

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。