子供時代は大人の事情がわからずに過ごします。
その中で、教えられ、見たり、見えたりしたものから学び、自分が作られていきます。
今日は自分の子供時代のことを思い出しました。
小学校低学年くらいは、自分の親や家庭について、あまり考えたことがなかったです。
(厳密にいうと考えていましたが、記憶もなく、自覚もありません)
中学年になって、他の家庭のことが見えるようになってきて、そこでハッキリと比較するようになりました。
他のお家の子供を見て、いいなぁと思うことが多かったです。
そういうお家は、だいたいお母さんがいつも優しくて、子供が自由に発言したり、行動したりしているように見えました。
こんなお母さんだったらいいな、と子供心に描くような、そんな感じでした。
ブログで何度も書いてますが、小学校中学年といえば、父の末期ガンの術後で、生存率が50%以下、その後は再発のリスクの中での生活でした。
今思えば父がうつっぽくなって、週末になるとよく寝るようになっていました。
でも、こういう大人の事情自体を知らなかったです。
それに、それが生活に影響を与えているとか、そういう生活を過ごすことで子供の性格や色んなものの形成に影響があるとか…
当時はまったく分からなかったです。
大人の事情というものを、立場が違う子供の目線からは、とらえられないものなんですね。
そういえば昔、母はタバコを吸っていて、よくタバコを買いにおつかいに行っていました。
当時は210円か220円の時代でした。
小さい時は疑問もなく買いに行ってましたが、ある日ふと
タバコを吸っているのは、だいたい男の人で、お父さんのお家が多い…
どうしてうちはお母さんが吸っていて、お父さんは吸わないんだろ…
と思いました。
(30年以上前ですが、当時はお母さんがタバコを吸う、という家庭が少なかったです)
みんなの家と違うことが、恥ずかしいことのような気がして、嫌な気持ちになりました?
そう思ってからは、出かけた際に母が喫煙所で男の人にまじってタバコを吸っているのを見るのが、恥ずかしく感じていました。
書いてて懐かしいです。
思い出しました。
大人になり、カウンセリングやセラピーを受けた今となれば、タバコを吸い始めた母の気持ちやキッカケ、その前後の変化…というものも同時に考えられます。
でも、子供の時はそんな目線や発想はなかったです。
こういうことを含めた全ての出来事が、自分という人間を形成する材料になっています。
教えられたこと
見てきたもの
そう見えたもの
学んだもの、目にしたもの…
それらが積み重なって自分を作っていくんですね。
そうして出来た自分が、大人になって自分をしんどくさせたり
本当の自分を分からなくさせたり…
何がしんどいのか分からなくさせていたり…
そういう事が起こる場合があります。
人間関係などコミュニケーションに影響を与えたり
自分の自信のなさや不安感、孤独感、生きづらさ、本当の自分が分からない…などに影響を与えたりもします。
本当の自分を見つけたい方
なりたい自分を探したい方
今を楽に生きたい方
カウンセリングで見つけていきましょう。
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お待ちしています。