台風が近づいていますが、皆さまの地域は大丈夫ですか?どうぞ気をつけてお過ごしくださいね。
コロナで自分にとって大切なことや人が分かる
今年は新型コロナのことにより、人との距離感が一気に変わりました。
コロナがあったことで、身の回りの人や自分の身体を守ることの意識が広がりました。
他人との接触の機会が減りました。
これによってレジャーなど遊びの機会が減ったり、また仕事でも大人数になるもの(会議やイベント、交流など)が減りました。
こうなったことで、楽しむことの行動に制限がかかりストレスも感じますが、反面不要な人間関係が減って楽になった部分もあります。
自分たちの生活を強制的に見つめたり、見直したりするキッカケにもなりましたよね。
例えば、旅行が自由に行けなくなったことで生活に欠かせない楽しみだったことに気がついた
普段会っている友人や家族と会えなくなって、自分にとって必要な人だと気がついた…など
私もカウンセリングルームの仕事をコロナで少しお休みしたことで、心理カウンセリングやヒプノセラピー、講座が思うように出来ないことにストレスを感じました。
この仕事やクライアントの皆さま、仕事仲間がいかに自分にとって大切ということが分かりました。
きっと皆さまも自分にとっての大切・必要だと感じる人やものが感じられたのではないでしょうか。
そしてコロナによって社会情勢も変わりました。
そんな中で、カウンセリングルームに来られるような皆さまが今どうされているのか、とても気になっています。
こんなに話せないのはなんのせい
現状でカウンセリングルームに来られているかたは、定期的にお話をお聞かせいただいています。
「外では私はこんなに話しません」
「普段はこんな風に話せないです」
と言われる方が多いです。
外では人目が気になったり、自分を出すことに不安だったりして、他の人たちのように気楽にいることが難しい。
そんな方たちの状況や心のうちを聴かせていただきます。
赤ちゃんの時からそうではなかったはずです。
ですから、その事情を深くさかのぼること。
そして、そうなった大切な事情や理由を紐解いていきます。
先日も半年ぶりに来られたクライアントさんが、1年ぶりにアルバイトをはじめられたそうで
以前よりお元気になられた様子が私も嬉しかったです。
だいぶ楽になって、アルバイトは続いているそうですが「人目が気になる」ということが気になるそうで、心理カウンセリングに申し込まれました。
人目が気になって仕事の手が遅くなるそうです。
色々とお聞かせいただきました。
このかたも「普段はこんな風に話さないです」と言われましたが、アルバイト先で隣の席の同僚に声をかけた言いますから、以前より気楽になられたと思いました。
悩みを誰にも分かってもらないことは さみしい
カウンセリングルームに来られる方は、心が優しいかたたちばかりです。
カウンセリングルームに来ていただけるとお話をお聞かせいただけますが、
その優しいかたたちが、今、ひとりで苦しんでおられないかと心配になります。
親子や夫婦、仕事、友人関係など逃れられない人間関係にもし辛さや苦しさ、不安や悲しさ、なんとも言えない怖さを感じているとしたら
ぜひお話しに来ていただきたいと思います。
悩みを誰にも分かってもらえないことは、人を孤独にさせます。
孤独は、生きづらさや生き苦しさを招きます。
孤独になってひとりでその気持ちを味わったり、自分を責めないようにしてくださいね。
人の苦しさを分かってあげられるのは優しい証拠
よく誰かに話したら良いと言いますが、話すことで理解してもらえず、かえって孤独になることもあります。
来られるクライアントさんも、カウンセリングの内容を家族や友人に話すけれど理解してもらえないことがよくあります。
理解してもらえないことで、さらに自分がおかしいのかな?と責める材料にされたり、いつまでもそんな自分に悲しさや嫌さを感じたりされています。
もし、分かって欲しくて話したのにかえって傷ついてしまった…というかたは、残念なことにあわれましたね。
そのかたは今はあなたの心の苦しさの話し相手ではないということです。
きっと心優しいあなたは、人の心の苦しさを分かってあげられることでしょう。
反対に同じようにしてもらえないのは残念ですが、それだけあなたが心優しいということです。
心優しいあなたがまずは自分を大切にして、元気に気楽になっていくこと。
それが願いです。
どうぞあまり無理されないでくださいね。
そして心や身体がしんどくなる前に、孤独になる前にぜひお越しください。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
台風の影響にお気をつけください!