職場で隣の人が話しかけてきて困る時の対処法

皆様こんにちは。

うつ症状・人間関係のお悩み、自己肯定感の改善のお悩み

兵庫県明石市・神戸市西区の心理カウンセリングルーム「リアルセルフ」

心理セラピスト 澤田智恵子です。

 

職場で隣の人から話しかけられることがストレス

先日、知人の職場の話しを聞きました。

私語禁止の職場で、隣の席の人にいつも話しかけられて困っているとこぼしていました。

隣の席の人は10歳近く年上で、仕事の先輩にあたります。

その先輩が嫌い、ほどでもない

ただ話しを聞きながら仕事をすると、自分の仕事も遅くなるしミスしてしまわないか心配だそうです。

しかしその人に仕事を教えてもらう立場でもあるので、機嫌を損ねたくないそうで、話しかけられて無視するわけにもいかず、気を使って話しを合わせているとのこと。

忙しいふりをして話しを流しても流しても、常に話しかけてくるそうです。

私語禁止と通達もあるので、上司の目も気になるとも話していました。

 

自分の立場と関係のない相手であれば、きっと悩みにならないですよね。

立場に影響があるからこそ、悩みにもなります。

忙しさや興味がない雰囲気を醸し出しても話しかけてくる人への対処を考えてみました。

 

職場で隣の人から話しかけられることがストレスの対処

対処① Iメッセージで伝える

対処のひとつに

「私語禁止と通達があるので話していると上司に見られてないかな、周りに話を聞かれてないかな・・・私、気になってしまいます。話しかけていただいても、勤務中は応えらないと思います。。。せっかくなのに、すみません。」

と伝えてみることです。

はっきり伝える方法は、のちのちトラブルになりにくように思います。

意思表示をハッキリすることの方がトラブルになるように感じている人もいますが、反対にハッキリと伝えた方が話が伝わることもあります。

しかし、言い方や言い回しによってはトラブルにもなりかねません。

伝える時に大切なのは、Iメッセージで伝えることです。

Iメッセージとは「私」を主語にする話し方です。

Iメッセージで話すと自分の目線・事情、という表現になります。

ポイントは、「あくまでも自分の目線・事情である」という表現にすることです。

 

職場で雑談が禁止とはいえ、気になっているのは自分の方です。

相手は気になっていないから、話しかけてくるわけです。

 

角が立つ可能性がある表現をすると、相手に不快な思いをさせてしまうかもしれません。

お互いにとって良い状態にしていくために、Iメッセージを使ってみてください。

 

対処② 周囲から伝えてもらい「話しが聞けない」事情を作る

信頼のおけそうな上司、話しや状況を理解してくれそうな上司・同僚が居るのならば、その人たちから私語が多いことを注意してもらいます。

私語が多い人は、私語をしていることに気が付いていない人もいます。

周囲の人から伝えてもらい、私語が多いことに気が付いてもらいます。

 

しかしピンポイントで私語が多い人だけ注意しても、効果のない場合もあります。

パーソナリティによっては、注意を受けたことで逆効果になる場合や

過去注意をしてきたがいまだに効果が出ていない・・・という場合もあります。

その際は、自分も一緒に注意をしてもらうようにします。

注意を受けたことを理由にして「話しを聞かない」のではなく「話しが聞けない」という事情を作ります。

そしてその際の「話が聞けなくてすみません」と伝える時は、①でお伝えしたIメッセージを使ってくださいね。

 

対処③ 相手から見て話しがいのない人間になる

相手から見て話しがいのない受け答えをします。

「分からない」「興味ない」など、相手の話題に関心のない言葉や態度を取る方法とは違います。

人は自分の話をするときは、分かってほしい気持ちがあって話していると言われています。

そのため、分かってくれそうな人に話しかけたり、分かってくれるまで話したくなります。

ですので相手から見たときに「分かっている」「分かっていない」と認識されるのではなく

「話しがいのない人」と認識してもらうことで、話しかけられることを減らす方法です。

「分からない」と言葉や態度に出すことは、相手を悲しい気持ちにさせてしまい怒りになってしまう可能性があります。

「分かります」という言葉や態度は、相手はもっと話したくなる可能性があります。

「話しがいのない」とはどのようにすれば良いでしょうか。

例えば相手が話し終わったあとは

そうなんですね

のひとことだけにしてみる。などです。

 

対処④ 話しを傾聴する

休憩時間や手の空いた時に「傾聴」で相手の話しを聞きます。

③とは反対の相手を理解していく方法です。

③で書いたように人はわかって欲しくて話しをしています。

分かってもらえる、と分かると相手は安心します。

分かってもらえる相手には説明が短くなる傾向があります。

そして話しを聞いてくれる人に興味を感じ、好意的に感じるようになります。

こちらへの配慮が生まれる可能性があります。

相手の話を聞くからこそ、こちらの事情も少しは聞いてもらえる可能性が出ます。

「手が空いた後に聞かせてください」

「今日は忙しいので難しいですが、休憩時間なら大丈夫です」

など言いやすい雰囲気にもなります。

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思いつく方法を書いてみました。

ご参考になれば嬉しいです。

コミュニケーションが不安・苦手、人の目や機嫌、評価が強く気になる

自分の意見が言いにくい。。。

という時は対処①~④も難しいかもしれません。

何がそうさせてしまうのか、カウンセリングで見つけてみませんか。

気になるかたはお話をお聴かせくださいね。

 

皆様のお越しを心よりお待ちしております。